それも人生

友達が少ないのでひとりごとを言っている

SixTONES待望のMV ”JAPONICA STYLE”感想 / 結局トラディショナルジャニーズだけど

ついにジャニーズJr界の至宝、SixTONESも世に知られる時が来ましたよ。





というわけで滝沢秀明引退後、ついにMVプロデュースということらしいです。ジャニーズは不思議な慣習がいろいろあります。WEB媒体に写真を掲載しないとか。CDデビューしていないグループはジュニアと称されていまして、彼らのパフォーマンスは単独ライブのチケットが入手困難なほど人気なのにDVDが出ることはないとか。ジャニーズ全グループのMusic Videoは動画サイトに公開されることもなく、CDの特典でしか見ることが出来ないとか。つまりCDを出さない限りMusic Videoが作られることもないので、ジャニーズJr.のMVというものは今までオタクの妄想にしかありませんでした。そういう事情で、今回のMVはジャニーズ史においてかなりの異例だったのです。


公開されたMVがこちら。


youtu.be


面白かった。MVの感想が面白かったでいいのかと言えば良くないような気がする。


これからちょっと不満を並べますが、最終的にはみんな世界規模で売れて欲しい!という結論に行きつくので、多少のネガティブな意見も読みたいよという人はお付き合いいただけると幸いです。


面白かったところ


地下駐車場みたいなところで踊るシーンと、和風セットの中でオラつくソロカットが交互に展開されていくのね…と思っていたら、間奏に突然登場したサングラスの男にびびってしまいました。

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その後のこれ。サムネイルにもなっているシーンですね。ジェシーの見せ場であるハイトーンを聞かせた後、差し込まれる静寂。音のない中薔薇だけが舞っている、かっこいいシルエットです。ここ単体なら良かったのですが。

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再びのサングラスの男。ジェシーさんの「サングラス⇒考える男⇒サングラス」の流れで思わず困惑。

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その後、唇に紅を差しこちらを見る大我さん。色っぽい~という感想より、唐突だな…

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水槽の水を勢いよく掬う松村さん。まあワイルド。…ってならないですね。

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かなりしっかり目にこちらを見ながら扇子を回す高地さん。えっ、扇子を見ずに回せるなんてすごいだろ~、ってこと?一発芸かしら?

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ぼ、木刀…?それ修学旅行の時に先生が男子に絶対買うなよって念押すけど絶対買うやつがいるやつじゃん。

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ラストにダメ押しで、ガサガサっと落下してくる大量の薔薇にさすがに吹き出してしまいました。まじでどういうこと…?

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見直したら、「いったん決めポーズ⇒薔薇落ちる⇒カメラに向かって走り出す」というカットでしたね。なるほど難しい。

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まず文句をつけるとすれば、ギャグシーンは公平に割り振って欲しいですね。なんでよ、樹と慎太郎にもやらせてくれよ。俺だって三枚目できるぞってとこ見せるチャンスをくれても良くないですか?


ナタリーさんによると振付はライブのものとは違うらしいですね。チケットに縁がなくてライブを観に行けてないので、フルでのパフォーマンスを拝見したことがないのですが、間奏の静寂で一人だけ考える人やるギャグは今回の撮影のために付け加えられたものでしょうか。だとするとギャグの線も浮上してきますね。



残念なところ


いや、私がかっこいいとは何かを理解していないのかもしれない。まじでめちゃくちゃかっこいいやつなのかもしれない。かっこいいを理解するにはこっちの教養が足りてないのかもしれない。めっちゃかっこいいのに勝手にお笑いにしている無粋なファンなのかもしれない。


かっこいいところもありましたよ!夜の屋上で踊っているシーンなんかは結構好きです。三代目JSBっぽい。

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サビのあたりもちゃんと映像と音が合っていて、こまかい音ハメが見ていて気持ちいいですね。


ただ構図とかカメラワークとかライティングとかもう少し良ければ、先に挙げたおもしろギャグシーンもギャグにならずに見えた気がするのに、と思ってしまいます。和風シーンのスタジオっぽさも、被写界深度浅くして寄りで撮れば後ろがぼけてごまかせそうでは?とか余計なことを考えてしまってすみませんね。ファンとしてはせっかくビジュアル最高のメンバーがそろってるんだから、もっと近くで撮って顔の良さ堪能させてよ!というのは贅沢な感想でしょうか。あと、今回の白黒衣装もかっこいいけど、少クラとかで着てた和×洋ミックスのあの衣装のカットがあっても良かったのでは…。あれもかっこいいですよね?


このシーンこうしたら、もうちょいかっこよくない?みたいなのはいくらでも出てくるんですけど、後出しじゃんけんにすぎないからいいんです。ゼロからイチを生み出してる人が一番偉いので。そもそも別にちょいダサなMVでもいいんです。まさかCDデビューしていないのに、MVが見られるなんて思っていなかったので。MVが出るだけで狂喜乱舞なんですよ。本来なら。


不満と言っても些細な不満なのです。SixTONESが映ってるだけで超かっこいいんです。これがYoutubeのキャンペーンじゃなかったら、こんなブログ書くことはなかったんです。



デジタル時代の幕開けとは


www.youtube.com

そもそもこのMVがどう位置付けだったかというと、上の動画で述べられているようにYoutubeアーティストプロモーションというキャンペーンの一環なのです。

同施策はYouTubeが世界各地で行っているキャンペーンで、海外ではショーン・メンデス、BTS、カミラ・カベロ、デュア・リパなどと共に実施しており、日本では森本慎太郎ジェシー、髙地優吾、京本大我、田中樹、松村北斗からなるSixTONESが抜擢された。

https://realsound.jp/tech/2018/10/post-270381.html


私は、この錚々たるアーティストの名前を見て心躍りました。名前を聞いてピンと来なくても代表曲はどこかで耳にしたことがある人が多いのではないでしょうか。特にBTS防弾少年団)は韓流アイドルグループですが、全米ビルボードチャートで1位を獲得し、韓国人アーティスト史上初の快挙を果たした革命的存在なのです。K-POPアメリカ市場を盤石にしている中でも、頭一つ抜けているグループです。


MVをアップすればあっという間に急上昇ランキングに入って、1億回以上再生されるのが当たり前のメンツにタイマン張っていく(?)のがなんと、ジャニーズJr.の中で一番好きなSixTONESだなんて。(なんでジャニーズJr.でSixTONESだったんでしょうね…?SixTONESの再生回数が他のグループより多いから?)といういきさつがあってMVの公開をとっても楽しみにしていたので、ハードルが上がりきっていました。


じゃあ、1億回再生される映像ってどんなものかしらとBTSのMVをいくつか見てみたところ、SixTONESの今回のMVと似ているかなと思ったものを貼っておきます。


BTSの廃墟っぽいところで踊る感じのMV

www.youtube.com

これは11億回再生されています。ちなみに日本の動画でいうと2018年11月時点でPPAPが2.2億回、サイレントマジョリティーが1.1億回、U.S.Aが1億回くらい。


このアイドルのビジュアルが好みかどうかは置いておいて、11億回再生されるのも分かるクオリティだなと思うのです。映像に緩急があって、しっかり曲のフックとなる音に呼応しているところや、一秒の隙もない演出。日本でも1億回以上再生されているMVは隙がありません。PPAPジャスティン・ビーバーのレコメンドという最強の下駄を履いているので例外ですが。JAPONICA STYLEの何がどう微妙にダサいのかは巧く言えなくてもどかしいのですが、今一つ惜しいと思っちゃったんだよなあ。


今までジャニーズのMVはほとんどテレビで放映されることもなく、もちろん動画サイトにアップロードされることもないので、どんだけださくてもトンチキでもよかったのです。CDを買うオタクのための限定特典でした。Sexy Zoneのオタクをやってきましたが、驚くほど面白いMVもたくさんありました。謎の3D世界で戦うやつとか、そんなMVでもまあいいんです。見るのはおおよそファンだけなので。


でも、今回のMVはYoutubeに上がるっていうから…!ここがめっちゃかっこいいの!見て!この表情!ってスクショをとりまくって友人各位にお勧めしまくる予定だったんですよ…!汐留の特大ポスターは本当にかっこよかったので、いよいよ世界に打って出るわけだから、1億回再生狙ったばちくそにかっこいいMVに仕上げてきたんだろうなと期待してたんですよ!Youtubeに上げるなら海外ウケするSo Cool JapanなMVになっているんだろうと!


蓋を開けてみたら、まあ既視感のあるちょいダサ加減というか、伝統のジャニーズ感は健在だなあと思ったわけです。かっこいいをやっているつもりなのは分かるけど、時代を微妙に外してくるのが私の思うジャニーズです。滝沢秀明もトラディショナル・ジャニーズを守って行ってくれるのでしょう。安泰です。もう少し垢抜けてほしいような気持ちはあるけど。逆にちょいダサならU.S.A.くらい振り切ってくれたらいいのによという気持ちはあるけれど。


と、いろいろ書き並べながらもう10回くらい件のMVを見返しているのですが、物足りないような気もするけどそんなに悪くないように思えてました。とにかくYoutubeに上がっていれば、ジャスティン・ビーバーが見てくれるかもしれないわけです。ジャスティン・ビーバーが「センスを回している彼、超クールだねHAHAHA!」とでも一言呟けばあっという間に1000万再生は堅い。その可能性を手にしただけでも最の高。


とにかく入り口は、「めちゃクール!」でも「おもしろ」でも「ちょいダサ」でも何でもいいから、見ていない人がまだいたらMVをぜひ見てください。そしてMVを出すとウケがいいぞと、他のグループのMVも作ってくれないものでしょうか。Travis Japanのシンクロダンスは絶対に映えますし、HiHi Jets東京B少年も、大人になり切らない今だからこその表情を記録しておいて欲しい。採算がなあ。とれないのかなあ。MV作るのはお金かかるもんなあ。国内市場はもうジャニーズとEXILEK-POPとその他アイドルで食い合いになっているんだよなあ。めっちゃ売れるには海外しかないので、これを足掛かりに(なるか分からないけど)またMVを作ってYoutubeに上げてくれよな。クラウドファンディングしたらすぐに集まるような気もするけど。



配信は検討してください


MVが個人的にはおもしろな件については好みの問題なので、ひとまず置いておいてくれて構わないです。Youtubeでいい曲を見つけたら、プレイリストに入れるのが最近のポピュラーな消費行動じゃないでしょうか。でもJAPONICA STYLEは帰る場所がどこにもないじゃない!せめてデビュー組みたいにCDが出ていれば、Apple Musicの人はデータ同期させて配信されている楽曲と同じようにプレイリストに入れられるわけだけど。勉強中とかランニングとか半身浴とか皿洗いとかのBGMになるチャンスをみすみす逃していませんか。全米ビルボードチャートのOP常連のアーティストは、Youtubeから購入のリンクに飛べるようになってるよ!


汐留に張られたポスターのコピーは「ジャニーズをデジタルに放つ新時代。」でした。今んとこ放たれている感をあんまり覚える機会がなかったのですが、未来に期待しております。JAPONICA STYLEだけでなくジャニーズJr.のオリジナル楽曲には魅力的なものがたくさんあるので、ぜひできるだけデジタルに放ってやってください。


もしSixTONESが気に入ったらライブ映像もあるのでぜひに。個人的にはこっちの方がかっこいいと思います。この動画をSNSで紹介していたら、高校卒業から5年間まったく連絡をとってなかった友人から「動画見たらSixTONES超いいんだけど!」とLINEが来ました。


www.youtube.com



というわけで、ジャニーズJr.チャンネルでは今回紹介したMVやライブ映像だけでなく、ジャニーズJr.たちの素顔が楽しめる動画がたくさん上がっています。私はTravis Japan川島如恵留くんがトラジャ村というところに海外一人旅に行くシリーズが一番好きです。


いいなと思ったら、下記リンクからチャンネル登録、高評価よろしくお願いします!おわり!


www.youtube.com